琉球新報社 
【国頭】沖縄県国頭村辺土名でコワーキングスペース・HENTONA LOUNGE（辺土名ラウンジ）を運営するQuantum Leaps Complex Office（クォンタム・リープス・コンプレックス・オフィス、QLCO）が、ワーケーションイベントへの参加を呼び掛けている。ワーケーションとはワーク（仕事）とバケーション（休暇）を合わせた造語。やんばるの自然や文化を体験し満喫しながら、リモートワーク（遠隔勤務）ができる内容で、イベントでの滞在を通して地域とのつながりを深めてもらい、交流することなどが目的だ。
イベント「ヤンバル・スタイル・コワーケーション」は国頭村全体で展開する。宿泊場所は「やんばる学びの森」や、ホテル利用されている大宜味村内の古民家で、Wi―Fi（無線LAN）を完備。仕事は宿泊施設内のワークスペースに加え、辺土名ラウンジが利用できる。
イベントは三線などの芸能体験のほか民具作りや集落の散策、キャンプなどを用意。仕事の合間にやんばるを満喫できる。また村内での滞在を支援する「地域コーディネーター」も配置するという。
期間は12月19日～来年1月17日。利用者はこの間に希望する日数で滞在できる。GoToトラベルの適用も可能。プランに合わせて見積もりを提示し、無料で参加できるモニターキャンペーンも実施する。
QLCOの久保勇人代表は「イベントは仕事よりもバケーション寄りと捉えてやんばるを楽しんでもらいたい」と参加を呼び掛けた。詳細はQLCOのホームページで確認できる。
