製糖シーズンへ準備着々 宮古製糖の多良間工場で火入れ式


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安全を祈願する宮古製糖の関係者ら=12日、多良間村

 【多良間】宮古製糖(渡久山和男社長)は12日、多良間工場の火入れ式と安全祈願祭を執り行った。宮古製糖や多良間村の関係者らが参加し、2020~21年期産のサトウキビ製糖操業の安全を祈願した。(清村めぐみ通信員)

 多良間工場は12月2日からの操業開始を予定しており、今期の搬入量は約2万3500トンを見込む。

 式で、渡久山社長は「今期は植え付け時から気象条件に恵まれてサトウキビは良い具合に成長している。職員の皆さんが一生懸命整備をしていただいたおかげで今日の日を迎えることができた。工場内の整備に万全を期し、ストップがないような操業に取り組んでいただきたい」とあいさつした。