「辺野古」設計変更で名護市に意見照会 期限は3月26日


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名護市役所(資料写真)

 米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に向け、沖縄防衛局が県に提出している工事の設計変更承認申請について、県は27日、渡具知武豊名護市長に意見照会のための文書を送付した。回答期限は4カ月後の来年3月26日で、市が意見を出す場合、市議会の承認を得る必要がある。

 市幹部によると、渡具知市長がこれまで「市長として意見を出したい」との意向を示していることから、意見を提出する方針だ。

 名護市は週明けに照会の資料を受け取り次第、手続きを進め、来年3月までに意見をまとめる。市幹部は市議会に提案するタイミングについて、「照会の内容を見ないと時期は判断できない」としている。

 県は27日付で海上保安庁にも意見照会を求めた。海保からの回答期限は来年1月下旬と設定している。