具商デパート 首里城再建へ5万円寄付 昨年度売り上げの一部


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首里城再建の寄付で県教育庁を訪れた模擬株式会社具商デパートの島袋若菜社長(前列左端)と新垣拓飛副社長(前列左から3人目)=日、那覇市の県教育庁(提供)

 沖縄県立具志川商業高校の生徒らによる模擬株式会社具商デパートは11月20日、首里城再建支援に役立ててもらおうと昨年度の売り上げの一部、5万円を寄付した。島袋若菜社長が那覇市の県教育庁を訪れ、手渡した。同社では模擬株主の生徒らが、仕入れから販売まで全て行う。今年の具商デパートは新型コロナウイルスの影響でネット販売での開催となった。

 島袋社長は「沖縄のシンボルである首里城が一夜で焼失し、悲しかった。2020年1月に開いた株主総会で、首里城再建に向けて支援したいと思い寄付を決めた」と話した。