直径20センチ冬メロン入荷 濃厚な甘みが特徴 島の駅みやこ


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島の駅みやこの特設コーナーで自慢の宮古島メロンを手にする生産農家の盛島健有さん=2日、宮古島市平良の島の駅みやこ

 【宮古島】宮古島に冬メロンのシーズンが到来した。2日、市平良久貝の「島の駅みやこ」では、初めての冬メロンが入荷し早速、店頭に並んだ。南国の恵みをたっぷり受けて大玉に成長したメロンを手に、生産農家の盛島健有さん(67)は「今年もいいメロンができた。皆さん、よろしくお願いします」と笑顔で話した。

 「宮古島メロン」は直径20センチを超える大玉で濃厚な甘みが特徴。果汁も口中にあふれるほどたっぷり。糖度14度以上でないと「宮古島メロン」に認定されない。盛島さんは「今年は台風の被害もほとんどなく、非常にいいメロンができた」と胸を張る。

 島の駅みやこでは来年6月ごろまで店頭や通信販売などで扱う。大きさによって価格は変わるが、平均で1玉4千円ほど。今年は3200万円の販売実績を見込む。担当する同店の米田隆己さんは「昨年は店頭で品薄になるほど人気だった。今年はお客さんの期待に応えられるようにしたい。島の良いものをどんどん発信して、リピーターを増やす取り組みにも力を入れる」と語った。