宮良長包音楽賞の佐渡山夫妻、精進誓う 特別賞ISSAさん「一つの道歩んだ結果」 贈呈式


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
宮良長包音楽賞を受賞した(右から)佐渡山真理さん、佐渡山安信さんと同特別賞を受賞したDA PUMP ISSAさん=4日夜、那覇市泉崎の琉球新報ホール

 第18回宮良長包音楽賞(琉球新報社主催)の贈呈式が4日、那覇市泉崎の琉球新報ホールで催された。宮良長包音楽賞には中城ジュニアオーケストラ団長の佐渡山安信さん(72)と講師の佐渡山真理さん(71)夫妻、同特別賞はDA PUMPのISSAさん(41)に贈られた。琉球新報社の玻名城泰山社長が表彰状と記念品を手渡した。

 安信さんは「受賞を機に宮良長包先生の精神を受け継ぎ、子どもたちと目標に向かって精進したい」と抱負を語った。真理さんは「ジュニアオーケストラの輪が広がっていく喜びは何にも代えがたい宝。賞は一緒に活動してきた子どもたち、親御さんにいただいたものだと思う」と喜んだ。
 
 ISSAさんは「自分なりに音楽を続け、ただただこれしかないと一つの道を歩んできたことが結果に結びついたと思う」と周囲へ感謝した。

 選考委員長の久高友之さん(県吹奏楽連盟顧問)が選考の経過を報告し「佐渡山夫妻は音楽を通して青少年健全育成や、地域振興に貢献してきた。ISSAさんは数々のヒット曲を世に送り出し、全県民や全国民に夢と希望を与えた」と評価した。