王朝の街並み彩る光 読谷でランタンフェス開幕、来年3月まで


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色とりどりのランタンが園内を照らす「琉球ランタンフェスティバル」=4日夜、読谷村の体験王国むら咲むら

 【読谷】冬の夜空をランタンで彩る「よみたん夜あかりプロジェクト・琉球ランタンフェスティバル」(主催・読谷村地域活性化連携体、共催・琉球新報社)が4日、読谷村高志保の体験王国むら咲むらで開幕した。2021年3月28日まで。点灯時間は午後6~10時。

 琉球王朝時代の街並みが再現された園内には3千個以上のランタンが優しくともり、来園者を幻想的な非日常の世界へいざなう。期間中は一般から公募したランタンオブジェの展示や、プロジェクションマッピングなど多彩な催しもある。

 初日の4日は雨が降る中、家族連れなどが訪れた。福岡県から観光で来た20代の女性は「ランタンの温かな光で優しい気持ちになれた」と述べた。

 入園料は大人1200円、中高生500円、小学生400円。問い合わせはむら咲むら(電話)098(958)1111。