沖縄デジタル映像祭、最優秀に八重山商工「ハイサイ石垣」 


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沖縄デジタル映像祭で最優秀となり、ネットで上映された八重山商工の作品の一部(上段と左下)。右下は制作メンバーら

 沖縄デジタル映像祭2020の受賞作品の発表と上映会が8日、ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使ってオンラインで開催された。最優秀賞には、八重山商工高校3年5人による「ハイサイ石垣 めんそ~れ~」が選ばれた。優秀賞や特別賞、ティーン賞のほか、商品のCMを選ぶ企業賞も発表された。

 最優秀賞の八重山商工のメンバーは、石垣磨菜さん、金城星(てぃあら)さん、砂川南生さん、普久原乙葉さん、山里璃音さんの5人。石垣さんらは受賞に「色彩を上げ、リズムに合わせてチェンジ(画像を転換)するところを工夫した。とってもうれしい。みーふぁいゆー」と喜びを表した。

 総評で審査委員長の仲本賢県立芸大教授は「ドローンの使用や安定したカメラワークが目立った。アニメーションも質が高かった。県内の人材が厚いと感じた」と評価した。

 優秀賞は以下の通り。(敬称略)短編=宮城花林(県立芸大)「PANDORA」▽超短編=満名美輝、比嘉毬乃(総合学園ヒューマンアカデミー那覇校)「桜」▽CM=座間味侑也、長山和正「ねこ部長のカンちゃん」