【中部】米軍関係者の飲酒絡みの事件が相次いで発生していることを受け、米空軍嘉手納基地の複数の部隊で司令官が飲酒制限命令を出していたことが8日、分かった。
県内では10月以降、同基地所属の兵士や軍属などによる酒気帯び運転や飲酒に絡む事件が相次いでおり、県や地元自治体の首長らが抗議し、再発防止の徹底と綱紀粛正を求めていた。
米軍の準機関紙「星条旗」によると、三つの空軍部隊の司令官が先月下旬からそれぞれ飲酒制限に関する命令を発出。うち2部隊の自粛期間は既に終了している。ある部隊では飲酒をする場合、何を飲むかや飲む酒の量、飲酒をする場所までの交通手段などについて計画書を作成するよう指示していた。