イオン琉球(南風原町、佐方圭二社長)は、家庭の余剰食品を募って寄付をする「フードドライブ」を実施し、店舗に寄せられた食品を各市町村の社会福祉協議会に贈呈している。取り組みの一環として、イオン南風原店は8日、米やレトルト食品など188点を南風原町社会福祉協議会に寄贈した。
湧川仙二店長は「今はコロナで十分な食事を取れない子もいる。必要とする人に届けられれば」と話した。南風原町社協は町内のひとり親世帯などに食品を配ることを予定しており、前川義美会長は「有効活用したい」と感謝した。
10月は、食品ロス削減推進法に基づき「食品ロス削減月間」に当たる。イオン琉球は、食品ロスの軽減や食品を必要とする人に届けることを目的に、10月1日~31日に県内イオン6店舗でフードドライブを実施。各家庭の未開封の食品を回収し、6店舗で計790点が集まった。