沖縄地方は12月に入り、どんよりした空模様が続いている。沖縄気象台によると、5日から来年1月4日までの1カ月間は、平年に比べて曇りや雨の日が多いと予想している。日照時間は平年並みか、少ない見込み。大陸の高気圧の張り出しや、気圧の谷の影響があるという。
9日は前線の影響で、宮古島市の城辺で209・5ミリの雨量を記録するなど、六つの地域で12月の観測史上最大の雨量を観測した。那覇市内も雨が降り、傘を差しながら足早に歩く人たちの姿が見られた。
向こう1週間の天気について気象台は、気圧の谷や寒気の影響で曇りや雨になると予想している。