コザ騒動50年、琉球新報本社で写真展 あす喜納昌吉さん演奏


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「コザ暴動」那覇展の準備に追われる実行委員会=10日午後、琉球新報ギャラリー

 コザ騒動から20日で50年を迎えるのを機に、当時の様子を撮影した写真展「コザ暴動」那覇展(主催・コザ暴動プロジェクト、沖縄アジア国際平和芸術祭実行委員会、すでぃる)が11日、那覇市泉崎の琉球新報ギャラリーで始まる。平良孝七、比嘉康雄、國吉和夫、比嘉豊光、照屋寛則の5氏の作品が展示される。13日まで。午前10時~午後6時、入場無料。

 実行委員会関係者らが10日、展示会の準備に追われた。

 12日正午には琉球新報社1階広場あじま~るで、「コザ暴動再現企画」として、軍警察(MP)のパトカーを模した廃自動車をひっくり返すアートパフォーマンスを実施する。音楽家の喜納昌吉さんの歌と演奏も披露される。周辺での鑑賞は自由。

 13日午後1時~4時半は琉球新報ホールで、コザ騒動50年を問うシンポジウム(主催・芸術祭実行委員会、琉球新報社)を開催する。入場無料、申し込み不要。発言者は石原昌家(沖縄国際大学名誉教授)、大城尚子(沖縄国際大学非常勤講師)、喜納昌吉(音楽家)、主和津ジミー(元高等弁務官第一等特技官)の4氏。喜納さんの歌と演奏も披露される。

 問い合わせは琉球新報社読者事業局(電話)098(865)5011。