【東】東村高江の私有地で8日、米兵ら3人が野営をする様子が確認された件で、米空軍は10日、本紙取材に兵士らが嘉手納基地の第18航空団所属であることを認めた。
米空軍は、兵士らは1週間に及ぶ訓練の一部として、北部訓練場を訪れていたと説明した。現場となった私有地にテントを張ったが、翌日に訪れた村関係者らから演習場の範囲外であることを告げられたため、速やかにその場を離れたとしている。野営が訓練の一部だったかは明らかにしていない。
私有地にテントを設置した理由や、兵士らが銃器を所持していたかなどを尋ねた質問には、回答がなかった。
米空軍は「われわれは地域を尊重しており、訓練を行うに当たっては地元に与える影響を最小限に抑えるよう努めている」と強調した。