日常に感じた思いを楽曲に 「ホームパーティーピーポー」2ndアルバム発売


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ホームパーティーピーポーの(左から)嘉陽章悟、田中秀太郎、古田(提供)

 那覇出身の3人組ポップバンド「ホームパーティーピーポー」が、セカンドアルバム「Touch(タッチ)」(Music from Okinawa)をこのほど発売した。シンガーソングライターの田中秀太郎、古田、嘉陽章悟のメンバー全員がそれぞれ作詞作曲しボーカルを務める。上京の思い出など日常に感じた思いを楽曲に乗せ、多彩な曲調で届ける。(田中芳)

 田中が作詞作曲した「拝啓」は大学時代にギターの演奏の基礎を築いた先輩やロックレジェントへの追悼の思いを込めている。古田が作詞作曲した「シェルター」は夢について自問自答した。ゲストボーカルにHARAHELLS(ハラヘルズ)のラーメン丸を迎えた。

 「日々嫌なことがあった時に、どこか息抜きできる逃げ場やコミュニティーなどを見つけることができれば、楽に生きていくことができるのでは」とメッセージを届ける。

メンバーそれぞれが作詞作曲を手掛けたセカンドアルバム

 アルバムのタイトルやイラストには「10曲のどれかは誰か(の心)に刺さり、どの曲かが、好きな曲になるように琴線に触れてほしい」という願いを込めた。全10曲収録。税抜き2千円。

 2021年1月9日には那覇市の桜坂劇場でアルバム発売記念ライブが開かれる。午後7時開演。100席の入場制限を行う。

 入場料は前売り1500円、当日2千円、CD付チケット3500円(ドリンク代別)。問い合わせは桜坂劇場(電話)098(860)9555。