日本の介護業界に留学生興味津々 事業所説明会に30人


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「特定技能・介護事業所合同面接会」で、県内の介護事業所と面談する留学生ら=17日、那覇市久茂地のジャンボツアーズ

 外国人材紹介事業「オキナビグローバル」を運営するジャンボツアーズ(那覇市)は17日、県内に住む外国人留学生を対象に、介護事業所7社の合同説明会を那覇市の同社で開催した。ネパールなど3カ国の留学生約30人が参加し、介護事業所の担当者から業務内容などの説明を受けた。

 介護分野で在留資格「特定技能1号」を得るには、介護技能評価試験と日本語試験に合格する必要がある。ジャンボツアーズは県内の留学生を対象に、11月から介護分野の「特定技能評価試験攻略クラス」を始めた。説明会には、受講生や試験に合格した留学生らが参加した。

 介護事業所の担当者が業務内容や職場の雰囲気などを説明し、留学生は「住む場所は探してもらえるか」など質問した。説明会を担当した宮城俊彦ディレクターは「モチベーションの高い留学生たちと、介護事業所側との接点を作りたかった」と話した。