不正受給「指南」の夫婦を詐欺容疑で書類送検 沖縄県警


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 沖縄県警特別捜査本部は21日、受給資格のない親族女性の名義を使用し、不正に持続化給付金100万円を県内の金融機関口座に振り込ませたとして、詐欺の容疑で那覇市安里の経営コンサルタントの夫(54)、自営業の妻(53)の両容疑者を那覇地検に書類送検した。

 両容疑者は新型コロナウイルスの影響で業績が悪化した個人事業者を支援する持続化給付金を巡り、不正受給を複数人に指南したとして逮捕、送検されている。書類送検容疑は5月29日ごろから6月5日にかけて、両容疑者の親族女性の名義を使い、女性の職業など虚偽内容で申請し、給付金100万円をだまし取った疑い。給付金の不正受給に関して県警特別捜査本部は、沖縄タイムス社元社員の男やモデルの女を詐欺容疑で逮捕している。