在沖米海兵隊の移転後「配備人数は不明」 金武町長が町議会で答弁 


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キャンプ・ハンセン

 【金武】在沖米海兵隊のグアム移転に伴うキャンプ・ハンセン(金武町などに所在)の配備人数の変化について、仲間一町長は22日の町議会定例会一般質問で「現段階で最終的な配備人数は示されていない」と説明し「情報収集に努めたい」と強調した。崎浜秀幸氏への答弁。

 今年6月、河野太郎防衛相(当時)は約9千人の海兵隊要員が沖縄から国外に移転し、そのうち約4千人のグアム移転が2020年代前半に開始することを「日米間で確認している」と衆院で答弁していた。

 22日の一般質問では現在のハンセン配備人数について伊藝勲企画課長は「6~7千人程度と言われており、ほとんどが海兵隊員だ」と崎浜氏に答弁した。