恩納小の児童がレタス収穫に挑戦 「切り取るのが面白い」


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職員がレタスの切り取り方を指導=12月17日、恩納村恩納区

 【恩納】恩納小4年の児童ら30人が、万座毛近くの恩納村管理の畑で12月17日、レタスの収穫体験を行った。レタスは児童たちが10月に苗植えしていた。

 大きくなったレタスを、ナイフで切り取る人、運んで籠に入れる人と2人一組で収穫作業をした。ある児童は「レタス大好き、自分でサラダにして料理もするよ」と笑顔で話し、別の児童は「レタスを切り取るのが面白い。家に持って帰ってお母さんにあげる」と次々にナイフで切り取っていた。いっぱいになった籠は軽トラックに積み込み学校に運んだ。

 恩納村役場農林水産課の職員がレタスの切り取り方を指導し「農薬を使っていないからそのまま食べられるよ。ドレッシングはないけどね」と試食も勧めていた。

 職員の一人は「コロナ禍で学校行事も少なくなった子どもたちのために、食育の一環として農業に興味を持ってもらえれば」と話していた。
 (小山猛三郎通信員)