「足腰の強い農業目指す」 JAおきなわが初荷式


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野菜などの初荷トラックを万歳で送り出したJAおきなわの関係者ら=4日、浦添市伊奈武瀬

 JAおきなわ(普天間朝重理事長)は4日、野菜、花卉(かき)、果実の初荷式を浦添市伊奈武瀬のJA園芸農産物広域流通センターで開いた。例年は、各地の生産者やJA役職員など300人超が出席していたが、今年は新型コロナウイルス感染症の予防のため規模を縮小し、JA関係者と生産者代表のみの約40人がマスク着用で参加した。初荷は、トウガンやレタスなどの野菜58トン、花卉20万本を県内外の市場に向けて出荷した。

 主催者を代表して普天間理事長は「昨年は豚熱や新型コロナなど、経験したことがない出来事が多く大変苦労した。生産拡大や農家の経営安定化などに向け、足腰の強い沖縄農業の構築に全力で臨んでいきたい」とあいさつした。