威勢の良い声 青果も初競り 県中央卸売市場


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野菜を競り落としていく仲買人ら=5日早朝、浦添市伊奈武瀬の県中央卸売市場

 浦添市伊奈武瀬の県中央卸売市場で5日早朝、野菜や果物の初競りがあった=写真。新型コロナウイルス感染防止のため、式典は規模を縮小し、競り人や仲買人などの市場関係者のみで行った。競り人の威勢のいい掛け声が飛び交い、次々と青果が競り落とされた。

 この日の入荷量は、前年の初競りに比べて6%増の297トン。冬春期に主力の県産野菜は、12月の長雨の影響で果菜類が生育不良だったこともあり、同21%減の124トンだった。

 県外産野菜は、県産野菜の不足分を補う形で、同45%増の145トンだった。全体の売上高は7400万円だった。