沖縄地方は7日、大陸の高気圧の張り出しに伴う寒気の影響で、曇りや雨の天気となった。国頭村奥では午後6時53分に平年より5.4度低い7.4度、名護市名護では午後6時54分に同3.8度低い9.8度を観測し今季最低となった。午後7時現在、県内の観測地のうち6地点で最低気温が10度を下回るなど、各地で冷え込んだ。那覇市は午後7時に11度を観測した。
那覇市久茂地では朝から小雨が降り続き、寒風の中、出勤を急ぐサラリーマンなどの姿が見られた。
沖縄気象台によると、8日の沖縄地方は曇りや雨の天気となり、沖縄本島地方と先島諸島では、荒れた天気となる見込み。冷え込みは9日まで続く見通しだ。
沖縄旅客船協会によると、低気圧の影響で7日午後4時現在、沖縄本島と周辺離島を結ぶ便など計84便が欠航した。8日も24便の欠航が決まっている。その他の運航についても早朝に各事業者が判断する。