名護の久辺小でヒカンザクラを植樹 「学校のメインに育って」と思い込め


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植樹を終えて記念写真に納まる参加者=12月27日、名護市立久辺小学校中庭

 【名護】名護市立久辺小学校(上間亨校長)で12月27日、ヒカンザクラの記念植樹が行われた。同小60期生(2004年度卒)が母校と緑豊かなふるさとの環境に感謝を込めて2本植樹した。サクラ(3年木)は同市辺野古の仲嶺造園土木から寄贈された。同期生50人中、近隣に在住する10人を含め、6年生と保護者ら約30人が参加した。

 植樹を呼び掛けた仲嶺太斗さん(27)は「学校のメインとなる木に育って、後輩たちに季節や環境の大切さを感じてもらいたい」と語った。すでに花芽がついたこの木は、2月ごろに開花するという。「ヒカンザクラの花言葉は善行。きょうの植樹は、この花言葉にちなんだもの」とも話した。

 卒業を目前に控え、記念植樹に参加した6年生の村優亜さん(12)は「元気のある学校できれいな花をいっぱい咲かせてもらいたい」と話した。上間校長は大事に育てたいとお礼を述べた。 

 (嶺井政康通信員)