「ママにとことん優しい保育園」 助産師が開園 オムツやミルクは全て提供


この記事を書いた人 Avatar photo 慶田城 七瀬
園児と園児の家族をあたたかく迎える園長の甲斐由香さん(右から4人目)と園のスタッフ=1月5日、北谷町港のEmily‘s Nursery(エミリーズナーサリー)・由来助産院

 【北谷】助産師がママのためにつくる保育園「Emily‘s Nursery(エミリーズナーサリー)」が4日、北谷町港にオープンした。助産師で園長の甲斐由香さんと夫の景亮さん夫妻が営む。助産院を併設し、またオムツやミルク、着替えなどは園が全て提供する「手ぶら保育」が特徴。甲斐園長は「ママにとことん優しい保育園をつくりたかった」と力を込める。
 併設する「由来助産院」で、母親の産後ケアや育児相談なども受け、母親をサポートする。園の定員は0歳児~2歳児まで各8人の合計24人。そのほかに一時保育も受け入れる。
 オーガニック食材の「食育」にも力を入れている。同園は、クラウドファンディングの「キャンプファイヤー」で、教具や調理器具などをそろえるための資金を募っている。問い合わせは、由来助産院で検索。 (中川廣江通信員)