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「イチゴの里」沖縄・宜野座村 イチゴ狩りシーズン到来! 入場制限など感染対策も


この記事を書いた人 アバター画像 琉球新報社
宜野座いちご生産組合の加盟農家ら =6日、宜野座村内(村提供)

 1月15日は語呂合わせで「イイイチゴ」となる。イチゴ狩りが盛んな宜野座村は2018年の同日に「イチゴの里宜野座村」を宣言し、栽培促進に取り組んできた。例年12月から翌年5月上旬にかけてイチゴ狩りのシーズンを迎える。各農園は「コロナに負けず、おいしいイチゴを育ててきた」と話す。

 村は2003年から九州沖縄農業研究センターの指導協力の下、村内にある農業後継者育成センターでイチゴ栽培を始めた。宜野座いちご生産組合には現在、11農園が加盟している。19~20年の昨シーズンは、後半にコロナの影響を受けたものの過去最多となる約2万5千人の来場があった。

宜野座村で生産されているイチゴ(村提供)

 今シーズンは、各農場で新型コロナウイルス感染防止対策に取り組んで迎えた。検温やマスク、消毒液なども準備。同組合の志良堂治組合長は「入場者数も制限して密にならないように気をつけている」と語る。今シーズンのイチゴは年末年始の冷え込みを経て、糖度を増してきているという。

 志良堂組合長は「もっと県民に宜野座のイチゴを知ってほしい。各農家が連携してお客さんが楽しめるようにしていきたい」とPRした。イチゴ狩りは組合の各農園共通で中学生以上が1500円、小学生が千円、2~6歳が700円(いずれも税込み)。来場予約はこちらのサイトから