初日の出とともに朝ヨガ 新年のビジョンを瞑想へ イベントは16日も開催


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 【南城】元旦の初日の出とともに朝ヨガの良さを体験してもらおうと1日、「天照らすときのサンライズヨガ&瞑想(めいそう)」が沖縄県南城市佐敷のユインチホテル南城の多目的広場で開催された。参加者39人は7時15分の日の出の瞬間と朝日を浴びながら身体を動かし、新年のビジョンを瞑想した。

「天照らすときのサンライズヨガ&瞑想」=1日、ユインチホテル南城の多目的広場

 毎年元旦の朝に南城市内で開催している「初日の出ヨガ」は、「ヨガデザインオキナワ」を主宰する玉城類さんが2013年に市内のカフェで初開催した。当時は集客、準備、講師まで全て1人で企画した。翌年から市のウェルネス事業の一環として知念岬公園やあざまサンサンビーチなどで実施。今年は新型コロナの影響でイベントの開催も危ぶまれたが、玉城さんの強い思いにより、初年度同様に個人での実施となった。

 「この状況で開催していいものかと考えたが、ヨガで心や身体の健やかさを伝えたいという思いがさらに高まり、安全面を考えながら開催した。来年の10回記念につなげていきたい」とヨガへの情熱を語った。

 同イベントは、16日午前7時から南城市知念久手堅の知念岬公園でも開催される。問い合わせは、yogasabira@gmail.com(玉城)。
 (中曽根香通信員)