宮古島市長選 両候補、支持拡大へ島内奔走 市民の関心も高まる あす投開票


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【宮古島】任期満了に伴う宮古島市長選は17日、投開票される。一騎打ちを展開する、無所属新人で前県議の座喜味一幸氏(71)=社民、社大、共産、立民推薦=と、無所属現職の下地敏彦氏(75)=自民、公明推薦=による激戦となっている。欠員2に対し5人が立候補している市議補選も同日、投開票される。

(左)手を振って投票を呼び掛ける座喜味一幸氏 (右)手を振って投票を呼び掛ける下地敏彦氏

 三日攻防の中日となる15日も、両陣営とも早朝から幹線道路沿いや商業施設前など島内各地で遊説し、支持拡大に奔走した。

 市政の「刷新」か「継続」か。市民の関心も高まっている。市内5カ所の期日前投票所には有権者が次々と訪れ、島の未来を託す1票を投じた。15日現在で約26・4%に当たる1万1868人(男性5935人、女性5933人)が投票を済ませた。9日時点の選挙人名簿登録者数は4万4916人(男性2万2602人、女性2万2314人)。

 選挙戦最終日の16日は座喜味氏が午後5時半から市平良の選挙事務所前で、下地氏が午後5時半から市平良の商業施設前で打ち上げ式を開く。