第16回環境フォト・コンテスト「わたしのまちの○と×」(出光興産主催)の学校団体部門で、県立那覇商業高校(與那覇正人校長)が最優秀賞に輝いた。県内初受賞。同校で25日、オンライン表彰式が行われた。
同コンテストはいつまでも残したい「○」の風景と、すぐにでも改善したい「×」の風景を2枚1組で応募する。那覇商業高校は2年生の商業科4クラスが夏休みの課題として取り組み、157点を応募した。
コンテスト事務局は(1)応募数の多さ(2)審査で上位進出する作品の多さ(3)担当教諭の熱意―の3点を評価し、全国490校の中から最優秀賞に選んだ。
奥武島の美しい海岸風景と、海岸の岩場に放置されたごみの写真で応募した平仲竜羽さん(16)は「きれいだと思って近づくとごみがあった。作品を撮ることで、環境問題に気付くことができた。考え方や行動を変えるきっかけになった」と話した。
西原高校が団体優良賞、同校の江洲賀翔さんが高校・高等専門学校部門で個人奨励賞を受賞した。