若者に対する政策は? 浦添市長選 立候補予定者に大学生が質問


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オンラインで学生らと語る松本哲治氏(写真右)、伊礼悠記氏(写真左)=27日、浦添市内

 31日告示、2月7日投開票の浦添市長選に向け、沖縄キリスト教学院大は27日、立候補予定者と学生による「対話の会」をオンラインで開催した。現職の松本哲治氏(53)=無所属、自民、公明推薦=と、新人の伊礼悠記氏(38)=無所属=が学生の質問に答えた。

 3、4年生約40人が参加した。若者に対する政策について、松本氏は、市民の声を聞く「ゆんたくランチ」を開催していると紹介した。伊礼氏は、高校卒業までの医療費無料化や学費支援などの公約を説明した。

 学生の勉強などに使える場所を確保することには両者とも意欲を示した。

 学生の一人は「最も力を入れたい政策は何か」と質問した。伊礼氏は営業時間短縮に協力した事業者の支援といったコロナ対策と軍港建設反対を訴えた。松本氏は、デジタル社会への移行や働き方改革など、コロナ禍の次の新しい時代をつくると述べた。