具志川商が初の甲子園 沖縄勢のセンバツは6年ぶり 21世紀枠は20年ぶり


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初の甲子園出場を決めて喜ぶ具志川商業ナイン=29日午後4時50分、うるま市(大城直也撮影)

 第93回選抜高校野球大会(3月19日から13日間・甲子園)の出場校選考委員会が29日、初めてオンラインで開催され、21世紀枠で具志川商が選出された。同校の甲子園出場は初めてとなる。県勢の選抜大会出場は2015年の糸満以来6年ぶり、21世紀枠での選出は01年の宜野座以来20年ぶり。組み合わせ抽選会は2月23日にリモートで行われる。

 具志川商は昨年の県秋季大会の準決勝で興南に3-2で競り勝ち、春夏秋を通じて初の決勝進出を果たした。県準優勝で初出場した九州大会は、初戦の東海大熊本星翔(熊本1位)を相手に4-2と初陣を飾り8強入りを果たした。準々決勝は、準優勝した福岡大大濠(福岡1位)に0-3で敗れたが、大会を通じて地力の高さを発揮した。

 選考委では昨年の秋季地区大会の成績を基にした一般選考28校と、学校の特色を加味して選出される21世紀枠4校の出場が決まった。