米軍FA18飛行 上大謝名公民館の騒音、最大で122デシベル 


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米軍普天間飛行場の上空を飛行する外来のFA18ホーネット戦闘攻撃機=2日午後4時48分、宜野湾市上空

 【中部】外来のFA18ホーネット戦闘攻撃機が2日午後4時半すぎから複数回、米軍普天間飛行場の滑走路上空を飛行した。県と宜野湾市の騒音測定によると午後4時47分、上大謝名公民館で最大122・5デシベルの騒音が発生した。市には「怖くて迷惑」などの苦情が9件あった。同日午後7時半すぎ、嘉手納基地に駐留するFA18が夜間訓練を実施し、沖縄市などで騒音が響いた。

 普天間飛行場に隣接する沖縄国際大学では午後4時半まで一般選抜試験があったが、同大によると影響はなかったという。120デシベルは「飛行機のエンジン近く」の音とされる。上大謝名公民館では午後4時35~51分、100デシベルを超える騒音が4回あった。