「あららがま」窓にメッセージ コロナ対応続ける宮古病院、支援物資などに感謝


この記事を書いた人 アバター画像 琉球新報社
病棟の窓にメッセージを掲げる県立宮古病院=2日午後、宮古島市平良

 【宮古島】宮古島唯一の感染症指定病院として、新型コロナウイルス感染症に対応する県立宮古病院(本永英治院長)が市民への感謝のメッセージを病棟に掲げている。2日から窓に「あららがま エールをありがとう」と張り出した=写真。「あららがま」は「負けてたまるか」などといった意味の宮古島の言葉。

 宮古病院によると、メッセージは応援や支援物資を贈られることへの感謝を伝えたいとの思いで張り出した。宮古島市では1月中旬ごろからコロナ感染が拡大。宮古病院は1月26日から一般外来を休止してコロナ対応に追われている。一般外来は8日から再開する。

 本永院長は「職員一同、力を合わせて患者の治療に取り組んでいる。温かい支援と協力を今後もお願いします」と呼び掛けた。