浦添市長選 伊礼氏と応援弁士最後の訴え「暮らし守る政治を実現」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 浦添市長選挙が7日、投開票される。前市議で新人の伊礼悠記氏(38)=無所属=は選挙戦最終日となる6日も、精力的に地域を回った。午後には打ち上げ式を開き、有権者に支持を呼び掛けた。

打ち上げ式でガンバロー三唱をする伊礼悠記候補(中央)=6日午後、浦添市のサンエー経塚シティ前

 誰もが軍港建設を望んでいない。市長に求められることは市民の立場に立つことだ。現職市長は公約を破って軍港建設を進めようとしている。軍港建設は絶対に許すことはできない。

 軍港よりも暮らしと命を守るまちづくりを進める。西海岸のきれいな海を守りたい。遊休化している那覇軍港は無条件で返還すべきだ。市長選で勝利することが軍港建設を止める大きな力となる。

 コロナ禍で多くの皆さんが苦しい状況に陥っている。命を守る政治を実現しないといけない。市議2期8年の前は、看護師をしていた。その経験がまさに求められている。玉城デニー知事と力を合わせて救える命を救っていく。

 命を守る政治を必ず実現する。基地に頼ることなく自立した経済発展を進めるために、市民と地権者、地元業者の皆さんと一緒にまちづくりを進める。

〈略歴〉

 伊礼 悠記氏(いれい・ゆうき) 1982年12月生まれ。浦添市内間出身。県立看護大卒。看護師を経て、2013年の浦添市議選に出馬してトップ当選。2期8年務めた。


― 応援弁士 ―

必勝期し追い抜こう

 当山勝利選対本部長 昨日、今日と候補者本人と地域を回り、多くの方から反応をいただいた。いよいよ相手候補に追い付いてきた。しかし、満足してはいけない。追い抜くことが目的だ。ここにいる皆さんの力で追い抜こう。相手も必死だ。こっちも必死にやらないと勝てない。最後の最後まで頑張ろう。

浦添に軍港いらない

 山本藍・水の安全を求めるママたちの会代表 ここ数日、若い人たちや子育て中のご夫婦から笑顔で応援を受けることが増えてきた。伊礼悠記はぶれない市長候補だ。公約を破った現職市長への怒りを、伊礼悠記への信頼に変えていこう。浦添市に軍港はいらない、市民と共につくる浦添市を実現していこう。

尊厳ある市政つくる

 亀山統一浦添市希望ネット共同代表 多くの浦添市民の皆さんが、自分たちで浦添の未来を決めたいと思っているはずだ。誰もが尊厳を持って生きていくことができる市政をつくっていこう。軍港建設を許さず、新型コロナの対策をしっかりとやっていく伊礼悠記を、市民の代表として押し上げていこう。