夫婦愛で2.77キロのアオリイカ


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2月5日、西洲海岸で2.77キロのアオリイカを釣った豊原誠さんご夫妻

 豊原誠さん夫婦は釣りに行くにも2人で出掛ける機会が多い。仲の良い夫婦だ。2月5日も夫婦でイカを狙って西洲海岸に昼すぎから出掛けた。ウルトラライト用のルアー竿でエギを投入して1投目から魚らしきアタリがあり、2投目もアタリはあるがエギに乗らなかった。これは魚ではなくクブシミかと思ってアタリがあっても着底させたままで、イカがエギを抱くのを待った。

 エギがゆっくりと沖に向かって引いたので、勢いよく竿を上げて掛けようとしたが、またしても針が外れてしまった。4回目も失敗し、5回目の投入でイカがしっかりエギを抱くのを待って、竿を上げてアワセると今度はしっかりと針に掛かった。掛かったイカはこれまで経験したことのない強い引きで、柔らかめの竿は満月のように曲がって、リールからはギィー、ギィーとラインが出て行った。

 ラインを巻いては引き出されること10分、イカを引き上げるためのギャフを車に忘れていたのを思い出し、同行した奥さんに取ってきてもらった。これまでにない引きを奥さんにも味わってもらおうと、奥さんにバトンタッチ。奥さんもイカの強い引きに大興奮。ヒットしてから15分近くかかって浮いてきたのはクブシミではなくて、見たことのない大きなアオリイカだった。“夫婦愛”で釣り上げたアオリイカは2・77キロの特大サイズだった。

(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)

2月6日、若狭海岸で3.19キロのクブシミを釣った宮城亜矢子さん
1月31日、久高島で65.6センチ・4.01キロのタマンを釣った比嘉海さん

1月31日、恩納海岸で70.2センチ・5.34キロのタマンを釣った川越祟さん
2月6日、浦添海岸で2.69キロのアオリイカを釣った永山勝大さん

2月2日、西崎一文字で54.5センチ・3.74キロのガラサーミーバイを釣った神谷響さん
1月27日、馬天港で52.2センチ・2.43キロのチンシラーを釣った赤嶺麗弥さん

2月4日、泡瀬一文字で83.5センチ・5.79キロのホシカイワリを釣った石原悠矢さん
2月6日、大宜味沖で116センチ・24.5キロのアーラミーバイを釣った渡慶次一也さん(左)と102センチ・16.6キロのアーラミーバイを釣った具志一正さん(バディ)

2月5日、佐敷海岸で52.2センチ・2.38キロのチンシラーを釣った伊佐川晃史さん
2月4日、那覇一文字で70.7センチ・4.16キロのウムナガーを釣った山城拓也さん