那覇出身のヴァイパー奏者が広告大使に フランスの電子バイオリン製造社


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大城敦博さん

 【東京】京都を拠点に活動する那覇市出身のヴァイパー奏者・大城敦博さん(46)がこのほど、電子バイオリンを製造販売するフランスの3Dvarius(スリーディヴァリウス)社の広告大使に就任した。広告大使には、世界各地で活躍するプロのバイオリン奏者が選ばれており、大城さんを含め12人が現在活動する。今後、同社の電子バイオリンを使用した演奏会などを行い、商品をアピールする。

 今回の広告大使就任は、2020年1月に開催された世界最大規模の米楽器ショー「ナム・ショー」で飛び込み演奏をしたのが関係者の目に留まり決まった。また、音響効果を与える目的で使用される機器「エフェクター」などについて紹介する30人のバイオリン奏者として、スリーディヴァリウス社のホームページに掲載されている。大城さんは「とても光栄だ。エレクトリック(電子)バイオリンはまだあまり知られていない。エレキギターとも違う。市民権を勝ち取り、演奏者も増えてほしい」と語った。