美謝川の切り替え工事費10億円計上 防衛省の2021年度予算案


この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ
辺野古ダムからキャンプシュワブ内に流れる美謝川=2014年10月24日、名護市辺野古

 【東京】防衛省は2021年度予算案で、名護市辺野古の新基地建設に伴う美謝川の切り替えに向けた工事費として10億円(契約ベース)を計上した。名護市との協議が整い次第、来年度にも切り替え工事に着手したい考えだ。

 渡具知武豊名護市長は今月4日のインタビューで、美謝川の切り替えに向けた対応について「市法定外公共物管理条例に基づく協議が出された際は、法令に基づき適切に審査する」と述べており、市の対応が焦点となる。