みそ汁で毎日元気に! 老人会が93世帯に配布 恩納・前兼久


社会
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みそ汁のもとを作った前兼久老人会=16日、恩納村前兼久公民館の調理室

 【恩納】恩納村の前兼久老人会(上間ひさ子会長・会員143人)の役員たちが公民館の調理室で10日と16、17日に分け、会員93世帯分のみそ汁のもとを作った。10日には試飲会もあった。タマネギ、ニンニクみじん切りをオリーブオイルで炒め、みそ、リンゴ酢、いりこを混ぜるなど手間暇かけて作った。約300グラムの手作りみそをプラスチックケースに入れ、袋入りの具にレシピを添えて一軒一軒配る。

 上間会長は「健康確認もできるし、お湯を足すだけなので毎日飲んで元気をつけてほしい」と会員への思いやりを話す。金城重治副会長は「手作りみそを宅配するのは初めての活動だが喜んでもらえればうれしい」とやりがいを話した。
 (小山猛三郎通信員)