沖縄市をホームタウンとする琉球ゴールデンキングスの関係者らは17日、市役所を訪れ、選手が登場する「琉球ゴールデンキングス ドリームスタディドリル」を贈った。小学3年生向けの問題集で、市内16校の1589人に配布される。贈呈式に参加した市出身のハーパー・ジャン・ジュニア選手は「(ドリルを通して)勉強熱心になり、キングスの選手を目指す子どもたちが増えるとうれしい」と語った。
ドリルは算数、社会、国語の3教科で、贈呈は5回目。勉強する楽しさを伝えようと、選手たちが解答へのヒントなどを出している。
安永淳一取締役は「ホームタウンの沖縄市へのお返しの機会となっている。今後も市内の子どもたちの応援を続けたい」と話した。
桑江朝千夫市長は「ページをめくるのが楽しみになり、学力向上につながるだろう」と感謝し、比嘉良憲教育長は「子どもたちが勉強が好きになることで他の分野にも挑戦し、成長できることを願う」と述べた。