ボッチャ・全国選抜甲子園予選会 鏡が丘特支校の琉球ミラーイーグルスが8位入賞


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最終日で23点を出した琉球ミラーイーグルスの(前列左から)髙良愁、伊波興乃慎、座波ひかり、髙宮城愛乃=2月10日、浦添市の鏡が丘特別支援学校

 ボッチャの第5回全国選抜甲子園のオンライン予選会で鏡が丘特別支援学校の琉球ミラーイーグルス(髙良愁、伊波興乃慎、座波ひかり、髙宮城愛乃)が8位入賞した。オンライン予選の結果が1日、日本協会のホームページで発表された。宜野座雄監督は「全国でも通用する手応えが残せた」と喜んだ。

 予選は全国各地の参加校がそれぞれの学校を会場に、与えられた四つの課題に取り組んだ。例年は対戦形式で行われるが、今年は2月8~12日の期間中に何度でもやり直すことができた。琉球ミラーイーグルスは3日目までに満点の24点中23点を達成し、提出。上位7チームが満点で、8位となった。4年連続の出場で今回、最高成績だった2年前の全国8強入りに並んだ。満点の7チームは新たな課題に挑戦し、3校の決勝進出が決まった。

 大会は辞退した6校をのぞき全国から44校が参加。決勝は6日、オンラインで行われる。

周囲の支え実感

 高等部1年の伊波興乃慎主将の話 2日目まで思うように点数が取れなかったが、もう1日チャレンジするチャンスをつくってもらい士気が上がった。たくさんの人に支えられていることも改めて分かった。感謝の気持ちを忘れず、さらに上位を目指したい。

チームで団結した

 中等部3年の座波ひかりの話 春から別の高校に進学する。最後の大会で、先輩たちと一緒にやり遂げることができて、良い思い出になった。チームで団結し、諦めずに落ち着いてプレーができた。進学後は部活や中学生活で得た経験を生かしていきたい。

うれしさと悔しさ

 高等部1年の髙良愁の話 ベスト8はうれしさと悔しさが半々。チャレンジ最終日は、前日までと作戦を変えたことや緊張がほぐれて普段のプレーができたことが結果につながった。来年もまたボッチャ甲子園に出られるよう頑張りたい。

素晴らしい結果

 高等部2年の髙宮城愛乃の話 大会の準備・撮影や応援をしてくれた先生方、他の部員仲間のおかげでベスト8という素晴らしい結果が残せた。最終日は緊張がほぐれてきて良い点数が取れた。次は東京で全国のチームと実際に対戦したい。