「感染の恐怖抱え看護してきた」八重山でもコロナワクチン接種始まる 県立病院で60人が接種


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ワクチン接種を受ける篠﨑裕子八重山病院長(右)=8日、同院

 【八重山】沖縄県立八重山病院(篠﨑裕子院長)で8日、医療従事者を対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種が始まった。職員60人が接種した。

 9日からは1日当たり90人ペースで接種を進め、16日までに院内対象者517人の1回目の接種を完了させる予定だという。

 八重山では、同院と石垣島徳洲会病院で先行して接種が進められる計画。8日には、八重山病院から100人弱分のワクチンが徳洲会病院に配送された。

 高度治療室(HCU)でコロナ患者の対応に当たってきた看護師の城間絵里加さん(32)は接種後、「感染の恐怖を抱えながら看護してきた。以前より積極的に治療に当たれると思う」と話した。