コザはキングス商店街! 試合の日は店主たちがユニホーム姿で盛り上げ


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ユニホームを着用して接客する店員とお客ら=6日、沖縄市中央

 【沖縄】沖縄市をホームタウンとする琉球ゴールデンキングスを応援しようと、市内の中心市街地に店を構える店主らが試合当日におそろいのユニホームを身に着け、店頭に立っている。「キングス商店街!?」を合言葉に、球団と連携した街の活性化を目指している。

 沖縄市山内の多目的アリーナ「沖縄アリーナ」で4月10日からキングスの公式戦が始まるのに合わせて、来場者の誘客を狙う。2月ごろから、店主ら有志とキングスを運営する沖縄バスケットボールの安永淳一取締役が、球団との連携について話し合いを重ねた。

 気軽に取り組めるユニホーム着用から始めようと、キングス側がユニホーム78枚を提供。現在は40店舗で着用している。

 会議のサポート役を担ったイドムスの広瀬陽さん(55)は「商店街も新型コロナの打撃を受けたが、前を向くきっかけになっている。今後もキングスを身近に感じられる取り組みを続けたい」と話した。

 ホーム戦があった6日、同僚とともに一番街商店街を訪れた北島秀明さん(44)は「街が盛り上がれば、一緒に応援したくなる。街中でパブリックビューイングなどもあれば行ってみたい」と話した。

 20日~4月末の試合当日、インスタグラムにユニホーム着用の写真を「#キングス商店街」と投稿すると、抽選で景品が当たるイベントを実施する。詳細はHP参照。