挑む甲子園 具志川商業ナイン登録メンバーを紹介(5)国仲、中島、天願


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 19日から開幕する第93回選抜高校野球大会に、21世紀枠で初出場する具志川商。夢の舞台に挑む登録メンバー18人を紹介する。

(13)国仲奎伍 右翼手

 秋季大会は代打としての出場が多く、県大会決勝も五回に代打出場した。結果はゴロだったが、3月の練習試合は「タイミングの取り方など順調に調整できている」と収穫を得ている。長打力や勝負強さを強みに「チームを助けたいところで打てるのが理想」とつなげる意識で打席に立つ。守備でも「当たり前のミスをしない」と無失策を掲げる。右投げ左打ち、172センチ、北中城中出。

(14)中島咲翔 一塁手

 県、九州秋季大会は出場が少なかった分、大舞台での活躍を力強く誓いバットを振り込んできた。「ただ振るのではなく、下半身を鍛えイメージしてやってきた」と対外試合解禁後、安打も飛び出し好調。いつ呼ばれても良いように「チャンスの場面での登場が多いので、常に緊張感を持って準備している」。勝利を導く一打を甲子園で狙う。右投げ右打ち、175センチ、あげな中出。

(15)天願青空 三塁手

 チーム1のムードメーカーで秋季大会はコーチャーや伝令としてナインを鼓舞。地区、全国大会とレベルが上がるにつれ「良い時、悪い時あるが、どれだけ自分たちの雰囲気に持ち込めるかが鍵」と声を張り上げる。甲子園独特の雰囲気に飲み込まれないよう「ベンチから、ばんない声を出して盛り上げる」と声掛けで相手守備に重圧をかけていく。右投げ右打ち、160センチ、具志川東中出。