全国に先駆けて夏の訪れを宣言する「日本最南端!八重山の海びらき2021」(八重山ビジターズビューロー主催)が20日、竹富町竹富島のコンドイ浜で行われた。まぶしい日差しの下で夏日となった八重山地方。約700人(主催者発表)が訪れ、一足早い夏の訪れを満喫した。
昨年は新型コロナウイルスの影響で規模を大幅に縮小したが、今回は感染対策を施した上で、例年通りの規模で開催した。
竹富島の神司が海の安全を祈願。町立竹富小中学校の児童・生徒が海開きを宣言した後、集まった子どもたちがテープカットと同時に海に駆け込んだ。
石垣島地方気象台によると、午前11時までの石垣島の最高気温は25・9度。まぶしい日差しが照らす中、最初は「寒い」と口にしていた子どもたちも、しばらくすると水しぶきと歓声を上げて、元気に初泳ぎを楽しんだ。
竹富小学校6年の石垣春奈さん(12)は「今年初めて海に入った。結構水は冷たかったけれど、楽しかった。昨年は休校期間中にたくさん海で遊んだので、今年も同じぐらい行きたい」と笑顔を見せた。
新しいミス八重山の発表やミニライブ、お笑いライブなどもあった。