公立135小学校、規模縮小し卒業式 各児童が「決意表明」も


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渡辺英二校長(手前)から卒業証書を受け取る児童=23日午前、糸満市真壁の真壁小学校

 沖縄県内の公立小学校135校で23日、卒業式が行われ、卒業生は6年間の思い出が詰まった学びやを巣立った。

 糸満市の真壁小学校(渡辺英二校長)では、出席者を卒業児童と保護者、教職員に限定。学事報告や来賓あいさつを省いたほか、在校生の歌などはビデオで流すなどして式を1時間に短縮して実施した。

 卒業児童24人は一人一人、「中学で部活動を頑張る」など決意の言葉を述べた後、渡辺校長から卒業証書を受け取った。

 渡辺校長は「中学に行ってもこの仲間との絆(きずな)を大切にして助け合い、人生を楽しみながら自分の将来の夢実現に向かって努力してください」と式辞を述べた。

 小学校の卒業式は同日までに県内の260校中220校で行われた。那覇市内の小学校37校は24日に卒業式が行われる。