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プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは24日、長野県のホワイトリングで信州ブレイブウォリアーズ(西地区7位)と今季第45戦を行い、82―60で快勝した。試合を通して持ち味である強度の高い守りを維持し、今季4番目に少ない失点数で危なげなく勝利した。7連勝で通算成績は35勝10敗となり、西地区首位のまま。地区優勝へのマジックナンバーは二つ減って「9」。新型コロナウイルスの陽性判定が出た並里成、腰痛の症状が出ている小野寺祥太は欠場した。次節は27、28の両日、沖縄市体育館で千葉ジェッツと対戦する。
22点差の快勝だったが、細かいミスが散見される一戦となった。キングスはハードワークを維持しながらも、若干の連係の乱れからフリーで打たれる場面も。序盤から堅い守りで第1クオーター(Q)をわずか9失点に抑え、21点リードで折り返す強さだったが、藤田弘輝HCは「相手のオープンシュートは結果的に入らなかったけど、守りで荒い部分があった」と細かい修正点に目を向けた。
オフェンスでも、後半に守備の強度を上げた信州の前にパスやハンドリングでミスを連発。キングスのターンオーバー数は1試合平均で12ほどだが、この日は17に上った。
今週末には東地区で2位に付ける強豪千葉との連戦が控える。両チームトップの25得点でキングスを引っ張ったドウェイン・エバンスは「チャンピオンシップも見据えながら毎回ハードにプレーしている。週末も大事な試合が続くので、いいゲームを見せたい」と緩みはない。
▽Bリーグ1部(長野市ホワイトリング、2167人)
琉 球 35勝10敗
82―60(24―9,19―13,11―15,28―23)
信 州 15勝30敗
◆ハードワークで
藤田弘輝HC(キングス)の話 今は並里、小野寺が不在で10人でローテーションしている。強度の高いプレーをするチームなので(2人の欠場は)とても痛手だが、こういう状況でもハードワークしようと試合に臨んだ。次の千葉戦でもファイトしたい。