岸本洋平氏出馬へ 名護市長選、オール沖縄で


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岸本洋平氏

 【名護】2022年2月に任期満了を迎える名護市長選に向けて、市議会の野党議員団や市民団体でつくる候補者選考委員会(委員長・山里将雄県議)は25日までに、市議の岸本洋平氏(48)を候補に絞り込んだ。今月20日の選考委で岸本氏が出馬の打診を受諾した。

 選考委は昨年11月に発足。(1)「オール沖縄」の中で活動できる(2)新基地建設反対の建白書の実現を求める(3)玉城デニー県政を支える―の3点を基準に、女性を含む複数の名が挙がった。昨年末に行った投票で最多票を獲得した岸本氏に打診していた。

 岸本氏は岸本建男元市長の長男で1972年12月生まれ。早稲田大大学院修了。2006年の市議選に初出馬し当選。現在4期目。25日、本紙の取材に「市政を立て直したい」と語った。

 現職の渡具知武豊市長は、2期目への出馬を明言していない。