比嘉大吾、沖縄で防衛戦　4月24日に西田と　バンタム級アジア王者かけ

　世界ボクシング評議会（ＷＢＣ）フライ級元王者で、世界ボクシング機構（ＷＢＯ）アジアパシフィックバンタム級王者の比嘉大吾（２５）＝宮古工高出―Ａｍｂｉｔｉｏｎ＝の防衛戦が決まった。４月２４日午後２時半から、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで日本スーパーバンタム級６位の西田凌佑＝六島ジム＝と対戦する。昨年の大みそかに同級王座に付いてから、防衛戦は初めて。

　所属ジムが２６日午後、オンラインで会見を開き発表した。比嘉が県内で試合を行うのは、ＷＢＣ世界フライ級王者として那覇市の県立武道館で防衛戦を戦った２０１８年２月以来、３年２か月ぶり。比嘉は「地元で試合をできるのが一番うれしい。倒して勝てば喜んでくれると思うので、沖縄のファンを安心させられるように頑張りたい」と意気込みを語った。

　相手の西田は長身のサウスポー。「しっかり対策して、自分の中に入っていくボクシングをやっていきたい」と決意した。
　比嘉の戦績は１９戦１７勝（１７ＫＯ）１敗１分け。