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全国高校選抜大会は28日、各地で行われ、愛知県で行われた剣道で県勢男子初の4強入りを狙う小禄は、大分国際情報との準々決勝が代表戦にもつれ、惜しくも一本負けした。
快進撃で県勢男子初の選抜8強入りの小禄。準々決勝の大分国際情報戦も大接戦となった。3回戦に続いて代表戦にもつれたが、惜敗。勝利を託され代表戦を務めた仲間大貴主将は「勝ち急ぎ、気持ちで負けてしまった」と振り返った。
5人戦の先鋒から大将戦まで互いに譲らず、すべて引き分け。3回戦で代表戦を勝ち抜いた仲間が試合場へ。佐久間眞之監督は「主将に任せる思いで託した」と全員で送り出した。
大将戦では強気に攻めたが、時間無制限の代表戦は「相手の出方を警戒した」と、慎重な足運びで間合いを詰める。隙を狙って入れた得意の面が外された瞬間、右の小手で一本を取られた。「(面を)誘われ、勝ちはやってしまった」。4強入りはかなわなかったが、一方で「沖縄の剣道に新たな歴史を刻めた」との達成感も。8強から選出される優秀選手にも選ばれ「8強入りを懸けた3回戦での代表戦が自分の中で一番手応えがあった」と収穫もあった。全国での接戦を経験し、次は「高校総体に向けて頑張る」。チームが掲げる攻めの姿勢で全国に舞い戻り、さらに勝ち上がることを狙う。
<剣道>
(春日井市総合体育館)
▽準々決勝
大分国際情報 代表勝ち 小禄
濵田 引き分け 八部
成瀬 引き分け 照喜名
長屋 引き分け 荷川取
齋藤 引き分け 伊佐
藤野 引き分け 仲間
○藤野 コ― 仲間