24年のラジオ番組に幕 「雄大の夢圓歌」 うえち「感謝しかない」


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この記事を書いた人 Avatar photo 玉城江梨子
最終回の収録を迎えるパーソナリティーのうえち雄大(右)と黒島ゆりえ番組ディレクター=3月23日、那覇市久茂地の琉球放送

 宮古島出身の演歌歌手うえち雄大さんがパーソナリティーを務める琉球放送(RBCiラジオ)の番組「雄大の夢圓(えん)歌」が、3月28日の放送をもって最終回を迎えた。番組は1997年に「雄大の夢扉」としてスタート。2001年「雄大の炎歌DE演歌」、12年「雄大の夢圓歌」へと番組を継続して以来、約24年間にわたり放送してきた。

 「雄大の夢圓歌」は、うえちさんがこれまで自身が歌い手掛けた楽曲を流しながら、日々の出会いを語る番組。パーソナリティーの箕田(みのだ)和男さんと進行する。収録を終えたうえちさんは「24年間という歳月を共に過ごさせていただき感謝しかない。活動を糧にして作詞作曲や後輩を育てるなどプロデュース業もしていきたい」と話した。

 最終回では、番組放送のきっかけなど、これまでの放送を振り返り、関係者や視聴者に感謝の思いを伝えた。人頭税廃止に尽力した中村十作の歌「宮古島人頭税物語その人・中村十作」を選曲して届けた。そのほか、うえちさんがパーソナリティーを務めるラジオ番組は継続する。