米軍ヘリまたも重機つり下げ飛行　地元抗議の2日後　読谷・トリイ通信施設

　【読谷】読谷村の米陸軍トリイ通信施設で1日午後1時ごろ、在沖米海兵隊のCH53大型輸送ヘリコプターがフォークリフトをつり下げて飛行する様子が確認された。沖縄防衛局によると、フォークリフトは3月23日に渡名喜村の出砂島射爆撃場に輸送したもの。

　米軍から1日、トリイ通信施設に輸送する旨の通告が沖縄防衛局にあったという。目撃者によると、午後2時ごろにフォークリフト2台が着陸帯にあった。

　読谷村と村議会は、つり下げ飛行など危険を伴う訓練を認めていない。

　村議会は3月31日、同月23日のつり下げ飛行について抗議決議と意見書を賛成多数で可決した。