障がい者らの在宅就労支援 「どこでもWork梅」が那覇に開所


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「どこでもWork梅」の開所式典でテープカットする、どこでもWorkの山城南美子代表(左から2人目)ら関係者=1日、那覇市樋川

 在宅就労に特化した就労移行支援事業所「どこでもWork梅」が1日、那覇市樋川に開所し、関係者らによる開所式典が開かれた。運営する「どこでもWork」の山城南美子代表は「難病や障がいのある方、企業、関係機関などさまざまな人といいご縁を紡ぎ、みんながハッピーになれる支援提供にまい進する」と意気込みを語った。

 ケイオーパートナーズが運営する、県内初の在宅就労に特化した就労移行支援事業所が、2017年に開所した。利用者へ住宅就労支援専用のパソコンを貸与し、ビジネスマナーやパソコン訓練などを実施してきた。

 在宅就労支援事業の浸透や当事者らからのニーズの高まりを受け、昨年11月にどこでもWorkとして分社化した。既存事業所を「どこでもWork杏」、新事業所を「どこでもWork梅」として運営する。定員は各20人。当事者支援のほか、企業に向けた障がい者の在宅雇用導入支援や、特別支援学校などのインターンシップ受け入れなどにも取り組む。